ジャック・オ・ランタンにはなりたくない

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儚い物語を売る商人の話


ハンドメイドアプリのお陰で誰もが簡単に店の店主になれる時代が来た。

ハンドメイドアプリを一度自分もダウンロードしてみたのだがあれは凄い。
新規登録をしてお店の名前を決めたら私も小さなお店の店主の仲間入りだ。

バーチャル世界の空間を使用している訳だから、工事も土地代も要らないのである。スマホを操作するだけで店舗を作ることができる。
便利な時代になったものだ。

ハンドメイドと言ってもいろんなものがある。ある人は服を作る。ある人はアクセサリーを作る。ある人は絵葉書を作る。そんな中でとても不思議な商売をしている方を見つけた。


彼女は手紙を書いて売っていたのだった。誰かに向けた手紙を書いてそれを売る。

なんて素敵なんだろうと思った。

ハンドメイドって凄い大変だ。工場もないし機械もないし同じ物を作ることは出来ない。
材料を見つけて、材料を組み合わせて、材料を加工する商人らの工程に物語性を感じる。

きっとハンドメイドアプリを使って商売をする商人達は手紙やアクセサリーや絵葉書や服と言った形で物語を売っているんじゃないだろうか。

きっとその物語はその商品を選んで購入したクライアントへ受け継がれて何処までも続いていく事だろう。


簡単に誰かのハンドメイド商品を手に入れる事ができるようになった便利な時代。

たまには商人達が語る物語に耳を傾けてみるのも悪くないのかもしれない。