ジャック・オ・ランタンにはなりたくない

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あの頃、怖いもの知らずだった。

お題「わたしの黒歴史」


小学生の頃じゃじゃ馬娘だった私と4歳年下の双子の妹達の話をしようと思う。


あの頃の私達は自分達でもドン引きするほどアンポンタンであった。


ある時私達はマンションのゴミ捨て場にいた。ゴミ捨て場の上に登っていた。全く危ない事この上ないのだがそこは私達の舞台の上だった。

私には余り記憶がないのだが妹によると私達はゴミ捨て場に捨てられた生ゴミとボロ傘とそのゴミ達と友達になった女の子の役を演じていたらしい。

私はというと女の子に別れを告げる生ゴミの役を熱演していたという。


ある時私達はプリンカップと洗面器を持って近所の田んぼに立ち尽くしていた。

田んぼに巨大な殿様蛙を見つけた私達は洗面器とプリンカップを駆使して殿様蛙を捕まえダッシュで家へと舞い戻った。そうして庭へ放たれた殿様蛙は今でも庭の主として君臨しているそうだ。


またある時私達は道端に生えている名も知らない植木に生えている紫色の小さな実をかじっていた。全然美味しくなくて寧ろ酸っぱかった。食べ物かどうか怪しかったのだが私達はずっと齧り続けていた。


こういう風に一つ一つのエピソードを思い出せばキリがないし今思うと絶対にバレたら大人に叱られていた案件だなあと思うのでここら辺でやめておくが何にせよ幼い私達にはマンションの周りはどこもかしこも未開拓の地だった。


私達は17年が過ぎた今でもあの時の事をたまに思い出して話をして笑っている。

私達は今はどこにでもいる平凡な大人と高校生になった。


があの頃確かに私達は怖いもの知らずの小さなジャングルの探検者であり小さなお城の王様でありこの世で一番楽しい遊び方を知っている姉妹だったのだ。